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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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社内木鶏2019年4月号 

今回の記事で印象に残ったのは「栗、人と比べるな」という一言です。誰かが見ていてくれて、その想いが原動力になり、自分のためではなく、その人のために頑張りたい、その人の笑顔が見たいと自分を超えたところで引き出される経験は、かけがえのないものになると自分の経験からも感じます。

 

中学の最後の駅伝大会で部長でありながら、怪我をして走れないことが決まった時、顧問から最後に「この学校でお前を一番信頼している」という言葉は今でも心に残り、先生のために走りたかったと悔しい思いや嬉しい思い、様々な感情が巡ったあのシーンは今でも、自分の中で大切な場面です。

 

そして、お二方の対談の中でも大変な中でも歩みを止めず、歩き続けてきたからこそ、今があり、どんな時でも歩みは止めてはならないことの大切さを感じました。

 

最後に論語の言葉でまとめられていましたが、高校の部活の顧問に最後に頂いた言葉は「意思堅固」でした。自分のどこを見て、この言葉を贈って下さったのか分かりませんが、その時々に、いつも誰かに見守って頂いていたことを感じます。

 

そして、早いものでカグヤに入社し、9年目を迎えました。 昨年1年を振り返っても様々なことがありましたが、先日の面談の際に、「毎年事件は何かしらありますが、今年は今年で色々と事件があった。」とお話ししました。

 

渦中にいるときは周りが見えず、様々な感情に襲われますが一番大変な時期を過ぎてしまば、これがカグヤであり、これがカグヤなのだと、何もなかった年なんてなかったと感じます。

 

ここ最近の自分の中での大きな変化は、見守る保育と社内実践をいかに関連づけて話を伝えられるかがキーだと感じています。子どもの姿から見守る保育を伝えるのではなく、お米から、一円対話から何からでも伝えられるためには、自分がよく理解していなければ伝えられないですし、何のためかが明確でなければ伝わるものになりません。

 

メルマガの内容も見た目では変わっていないかもしれませんが、自分自身の心境の中では一つの転換期を迎えたと感じています。自分が先生方から保育の楽しさや奥深さを教えて頂いているからこそ、自分もまた先生方に貢献していけるよう、年号も変わりますので心新たに取り組んでいきたいと思います。

 

 

ミマモルジュ

奥山 卓矢