自然界を見ると、生い茂る樹木の葉もいつしか落ち、
他の生命の養分となり、また新たな葉が生まれるという風に、
必ず「生」と「死」の循環があります。
新しいものばかりが生まれ続けていては、
永続することが出来ず、破綻してしまうからです。
これは、自然界で起きていること。
ということは自然界に生きる私たちにとっても同じこと。
新しいものが生まれるということは、
古きものも無くさなくてはならないものもあります。
それは、古きものがなくなるのではなく、
古きものを養分として進化させることや
革新することなのだと思います。
社会の中では、今までに縛られたり、
未来に縛られたり。
気が付けばやることばかりになり、
バランスを失うことがあります。
本来は、今までにも未来にも縛られず、
「今」を良きものに変えていく為に、
革新的でいること。
それは、「いったい何のたなのか」という
原点や初心、動機のために「今」を使い切ることなのだと感じます。
ミマモリスト 眞田 海