「大変だけれども、楽しい」と思えるような場。
そんな「場」を作っていくこととはと考えたとき、
「大変だけれども楽しめる人」しか働けない会社を作るのか。
それとも、「大変だけれども楽しめる人」が生まれてくる会社を作るのか。
そんな風に思うと、後者を選びたいとやはり感じます。
そのためには何が必要なのかなと思うと、
野菜は土が育てるのだからこそ、人は土を作る。
人が育つ、組織における「土」とは習慣や文化のこと。
どんな文化や習慣を会社に深く根付かせていくのかということ。
そう思うと、やっぱり、自分の「初心」から働いているかどうかを
振り返る機会がちゃんとあるかということは大きいと思います。
「初心」とは、自分が大事にしたい働き方や生き方のことです。
自分の「初心」を自分が大事にできていれば、大変でも楽しいはず。
初心をやらせてもらっていても楽しくないのは、
初心自体が実は違うのか、、、
自分自身が振り返るのが苦手で初心や事実と正対できていないか、、、
疲れ果てているか、、、
それとも、よっぽど楽しめないくらいに何かの「トゲ」があるのかもしれません。
その「トゲ」にもまた大切な「学び」の機会が詰まっているでしょう。
「大変だけれども楽しめる人」が生まれてくる会社。
それを思うとき、
「誰かのために」や「子どもたちのために」や
自分たちが変えていきたいと思っている「大義」を
思い出せたり、振り返れたりする場というのは、
自分の状態を超えて、「振り」をできたり、
元気を貰えたりと、とてもありがたいと感じます。
今社内で行っている「初心」からの振り返りや
「大義」からの振り返りができる「一円対話」も
それをどんな「想い」でどんな「視座」で実践するのかで、
どんどんと深まって「よい土」となっていくのではないかと思います。
私自身も、良い土を作る一員として歩める喜びを、
しっかりと噛み締めていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海