今日ある方から、吉田松陰の話をおききしました。
吉田松陰といえば、伊藤博文や高杉晋作という幕末に活躍した人材を多数輩出した松下村塾を開いていたことでも有名ですが、人を育てる天才と言われていた吉田松陰でも3人の弟子だけは育てることができなかったとか。
そして、そんな3人には共通点があったそうで・・・それは感動するという「憤する心」が欠けていたそうです。
確かに言われてみれば、人が育つ、成長するには、感動する心が必要だというのも自然な気がしますね。
それこそ、感動はじめ、感激や感謝など、 感性の育ちは、幼少からの教育が大きく影響するようですが、「大人になると経験が増えて感動することが減る」なんて声のとおり、自分が感動することが少なくなっていれば、それだけ周りにも感動を与えることは難しいかと思いますので・・・
子どもたちの育ちのためにも、かえって子どもたちを見習って、日常生活の中の些細なことであっても、感動を忘れずにいたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子