最初は目的があって始めたことも、やっているうちに忘れてマンネリしていた・・・というのはよくある話ですが、そのためにも、やったことに対して振り返ることが大切だと感じています。
ただ、その大切さがわかっていても、忙しい時ほど意識してそれを実行に移すことはなかなか難しく・・・そう考えると、あらかじめ振り返りの場や環境を確保しておくことも工夫のひとつだと考えます。
また、せっかく振り返っても、振り返りの軸や基準がないと、なんだか漠然としたり、色々な改善案が出ても、それがそもそもの目的からの改善になっていないこともあり、決め手に欠けることも。
ちょうど今日も「暑中見舞い」について、担当メンバーで振り返りを行いましたが、そんな中でも、おもむろに課題や改善を出していくのではなく、まずは改めて暑中見舞いの目的を確認して、そこから振り返り、改善へと繋げていくことの大切さを実感しました。
忙しい現代だからこそ、なおさら振り返りの場と軸の必要性を感じますが、更に、そうした一つひとつの取り組みを「なんのためにやるのか」の目的と、私たちが大事にしている根本でもある「子ども第一義」の理念とをちゃんと繋いでおくことが、子どもたちが憧れる社会や働き方に近づいていく上でも、必要なことのように感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子