最近、社会人に向けたメンタルトレーニング「ビジネストレーニング」
について、学ぶ機会を頂いています。
現在の社会現象の問題の一つに、「医療の薬漬け傾向」があります。
病の原因を治すのではなく、薬で「散らす」。ということ。
風邪をひいたら、
風邪をひかなくなるために生活改善や指導を行うのではなく、
症状を和らげる薬を出す。
すると、根本は治っていないのでまたいつか、来院する。
薬に頼り続けるうちに、自己治癒能力が下がり、
薬の効きも悪くなる。また強い薬を処方する。
そういったことが多々あります。
それは、内科に限ったことではありません。
社会のスピードは年々上がり、社会が人々に求める生産性も上がり、
「働く」ことへの負担も、「暮らす」ことへの負担も、
「昭和」や「明治」「大正」という時代の人々と比べると、
どんどんと増えてきています。
地域性の欠如、暮らしの欠如により、人々の関係性も都市部では
薄まり、人々が協力する機会も減少しています。
そんな社会が持つ「悪環境」により、
そこに住む人々がどんどんと「心が折れ、病んでいく」
という状態が増え続けています。
そしてまた、新たな問題があります。
そんな人々に対して、医師は「うつ病」と診断してしまうことが
多いそうです。
「うつ病」と「適応障害」の違いは最新の研究では
こんな風に表現しています。
これを理解せずに、投薬を続けていくことで
余計に体は薬に蝕まれてしまいます。
今の時代に大切なのは、投薬や病名をつけることばかりではなく、
「自分の人生を生きていく」ということ
「働く」ということ「暮らす」ということを考え直し、
行動を変えていくことなのだと感じます。
私たち一人ひとりの働き方が、「社会」を作るのだからこそ、
「子ども第一義」を掲げるカグヤが喜ぶ働き方・生き方・暮らし方を
追及していきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海