安室奈美恵さんの曲に

「Get Myself Back」という曲があります。

その歌詞に

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また巡る季節が

新たな予感をつれて

目を閉じたままじゃ分からない

こんなにも世界は綺麗なのに

黒い感情 抑えられず

正義とすり替えてた

Get myself back again

傷つくために 生まれてきたんじゃない

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とあるのですが、

「黒い感情　抑えられず

正義とすり替えていた」

という言葉から学びがありました。

自分の「黒い感情」というのは、

自分に対しても、誰かに対しても、

生まれやすいものです。

「怒りや蔑み、不信や不和」

様々なことから生まれる黒い感情を正当化するには、

正義や正解を持ち出すのが一番簡単なように思います。

正義や正解で裁けば、

「黒い感情の存在理由」が出来上がります。

なぜ自分がそれに憤慨するのかの理由が出来るからです。

しかし、この歌詞を見て、

自分の正義感や価値観で人を裁いても、

ただ黒い感情の存在理由を作るだけで、

現実は何一つ変わらないのだと感じました。

正義は裁くものではなく、

寄り添ったり相手の力になるためのものなのかもしれません。

そうすれば、黒い感情が存在する理由がなくなります。

「正義」とは非常に都合の良い価値観です。

この歌詞から学び、自分に対しても周りに対しても、

黒い感情の存在理由となるような「裁きの正義」をやめ、

分かち合ったり、分かり合ったり、助け合ったりと

自分も相手も地球も喜ぶような働きを大切にしていけたらと思います。

ミマモリスト　眞田　海