毎月、初心会議の朝には、皆で人間学を学ぶ月刊誌「致知」を読み、自身の実践と照らし合わせながら、皆で感想を共有し学び合う「社内木鶏」を行っています。
◆社内木鶏
https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei_about/
そんなわけで今月もこちらのブログで感想文を発信していきたいと思います。
致知の10月号の記事の中から、今回私が選んだ記事は「料理に学んだ人生の妙諦」です。
今回の記事でとても共感し学びを得たのは、最後にあった「やらされている気持ちではいいものはできません。仕事をしている時以外でも、仕事のことを考えるくらいの情熱があってこそ、本当にいいものができると私は思います。」という言葉でした。
思えば、私自身も今では休みの日でも仕事のことを考える程に情熱を傾けられているなぁと感じ、そんな仕事、職場に出逢うことができたことは、「運命の出逢い」とも思える程に本当に幸せなことだと感じます。
そして、なぜそうなのかを改めて考えてみると、やっぱりカグヤが掲げていた理念「子ども第一義」に共感し、会社自体がなんのために存在しているかの「目的」と、どこに向かっているのかの「方向性」、そして子どものモデルとしてどうありたいかの「あり方」というところが、
自分が追い求めていた「貢献するために人生を使いたい。持続可能な社会へと繋がる働きがしたい。イキイキ誇りを持って働きたい。」というものと一致したことと、何よりそれを単なるスローガンのような扱いではなく、第一優先として本気でやり続けることが許されているということが大きな理由であることも感じています。
そして、このような初心は、長年働くにつれて、忘れ薄れかすみ、それと同じようにありがたみも消えたりしてなかなか維持することは難しいこともあるものですが、カグヤではそんな大事な初心を、このような木鶏や日々の一円対話やブログなど様々な取り組みによって、思い出し取り戻しながら、情熱を失わずに働かせてもらえるということも、本当にありがたいことなのだと改めて実感するものがあります。
そういう意味では今、「模様替え」なども含め、チームで働くことに意識を強くおいていますが、多様性を尊重し合って、強みを生かすこと、弱みを補い合うことはとても大事なことだと思う中で、やっぱりそこに「なんのために」がなければ、それこそバラバラになりやすく、
更に、そこの目的や方向性が違えば、強みを生かすことは、目的を果たすための強みではなく凶器のようになって、かえってチームの迷惑や会社のダメージになったり、最終的に行きたい方向ではないところに向かってる・・・ということにもなりかねない気がします。
大事なものを守っていくためにも、やっぱり対話を重視して、何度も皆で目指すものを確認し合い「自分事」にしていきながら、情熱ある仕事、人生を皆と一緒に楽しんでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子