生産性・効率性を追求した「一斉画一」な教育を展開してきた日本ですが、
PISAの学力調査で世界トップに軒並み名前があがるフィンランドとは違い、
年間授業日数は40日ほど多いという結果が出ています。(フィンランドは190日)
小学生の間は、宿題やテストもほとんどありません。
塾もありません。家での勉強時間も他の国と比べると少ないです。
しかし、世界一です。
半面日本は、宿題、塾や家庭教師を含めると週に8.8時間以上。
年齢別で一斉画一、先生主導の教育を
良しとして推し進めてきたわけですが、
結果が出ないどころか、生産性・効率性の悪さが
露呈するとなると、前提を考え直す時期であるように思います。
物事を進める時には、自分自身の「見当識」を使い、
「予測」してまだ見ぬ未来を描き、希望を持ちますが、
実際にそうならない時、自分自身の「見当識」を省みてみると
それが現実にそぐわないということに気付く機会があります。
その時には、自分自身の「見当識」を刷新する必要があります。
会社も同じく、人生も同じく、自分自身の「見当識」を
時代に併せて刷新する「素直さ」と「勇気」が必要です。
ミマモリスト 眞田 海