12月の社内木鶏の記事は、「松下幸之助に学んだ仕事観」を選びました。
松下幸之助さんのその理想を自分たちもカグヤの理念から目指し、近づこうと日々実践しているのだと感じます。
BAが開校し、記者発表やHAWの方々のお話を聞き、カグヤも変革期なのだと感じながらも、柚餅子やおでんを皆でつくったり、床を一生懸命磨いたり、夜は鰹節を楽しみながら削ったり、やっていることは普段やっていることやこれまでと変わりませんが、ただ確実に積み重なったものが目に見える形になってきていることを強く感じます。
そして、聴福庵を久しぶりに訪れると部屋の中にたくさんの花がきれいに咲き、中庭には柿や大根が天日干しされ、寒いながらも心が温まる感覚がありました。
そこには、花を取りに行かれ、花を活けた野見山さんの姿が見えてきますが、今回はじめてBAを自分の目で見て、福田さんと何度も「すごい」という言葉を連発していました。
これまでラインの写真を通して経過を見ていましたが、写真と実際に見るのとでは大違いで、凄みを感じました。
聴福庵やBAに多くの人が訪れ、その方たちの感想が私の目となり耳となっていましたが、自分の目で見たらこれからの未来が拓けたように感じました。
久しぶりの肉体労働に身体的なキツさはありますが、作業の終わった後の充実感や爽快感に気持ちよさがありました。
そして、BAではクルーだけでなく、多くの方が携わって形となり、今のカグヤの仕事を象徴しているようにも感じました。
変化の時だからこそ、これまでにこだわらず、皆と楽しく、暮らしも充実した日々を大切にしていきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢