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聴福人・一円対話

協力して働く風土づくり

一円対話を通じて仲間との対話や認め合い、学び合う文化を大切にしています。また、起きた出来事を『良い』『悪い』という価値観で観ず、『福』に転じていける聴福人(ききふくじん)を目指して最幸の働く環境づくりを大切にしています。

学び

一円観

先日から二宮金次郎(尊徳)を深めていたら、ちょうど東京で映画をやっていることを知り、この連休中に見に行ってみることに。

 

 

◆映画「二宮金次郎」
https://ninomiyakinjirou.com/

 

映画の中で印象深かったのは・・・

 

禍を転じて福となし、
凶を転じて吉となし、
借財を転じて無借となし、
荒地を転じて開田となし、
痩せ地を転じて沃土となし、
衰貧を転じて富栄となし、
困窮を転じて安楽となし、
一切人民の悪しきところを除き、
一切人民の好むところ、ことごとく之を与えん

 

と「対立するものも全て一つの円の中にある」と「一円観(一円融合)の悟り」に至るシーン。

 

一円観とは、善悪、強弱、苦楽、禍福、幸災など、世の中のありとあらゆる対立するものを、一つの円の中に入れて観て、相対的に把握する捉え方で、半円と半円のようにバラバラでは成るものも成らず、互いに合わさって完全なる「一円」となったときに初めて成果が生み出される・・・ということですが、

 

ちょうど「一円観」について調べていると、13年前の社長のブログにヒット!笑

 

◆一円観
http://www.caguya.com/kannagara/log/eid128.html

 

のちに一円観でのものの見方でお互いの話を聴き合う「一円対話」という、カグヤを象徴するような取り組みが生まれたことを考えても、それこそ「おかげさま」の徳を感じます。^^

 

そんな一円対話のチカラも借りながら、偏ったものの見方を日々見直し続け、物や人など全てのもの、そのものにそなわっている「持ち前、取り柄、長所、美点、価値、恵み、おかげ」などの「徳」に注目し、そんなワクワクからそれらをうまく活かして社会に役立てお返しをする「報徳」の生き方を、自分自身も大事にしたいと感じています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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