先週に引き続き、今朝もNBRC(New Balance Run Club)が主催する練習会に参加しました!
◆準備体操
http://www.caguya.co.jp/kokoro/26259.html
今回は20kmランということで・・・先月同じく20kmを走った時の辛さが、ややトラウマになってましたが、
◆あきらめない
http://www.caguya.co.jp/manabi/25633.html
天候に恵まれたことと「きっと前回よりは辛くないはず」と自分を言い聞かせ、今回も一番遅いペースのチームでリベンジを!
前回は、残り3kmのところで集団から離れ、ひとりで走る辛い体験したこともあり、今回は、なんとか集団から遅れないように走りきることを目標にしました。
そして今回は「2列で走る中で、1周(約1.1km)毎に、先頭を走る人が後ろの人と交代していきましょう」と、コーチからの提案があり、いつも集団の後ろの方で走り、ペースも考えずにただただついていくだけの私も、初めて先頭を走る体験を。
すると、最初はちょっと速くなってしまったりなど、なかなか自分で一定のペースをつかむのが難しく、そんな中で「皆ついてきてるかな?」と、後ろを振り返ったりと、集団のことを考えてみたりして、なんだか新鮮な体験をさせてもらいました。
また、自分が前の人についていく時も「なんか速すぎでは?」とか「ペースにムラがある」など、最初は色々思うこともあったのですが、10km以降からは「ゴチャゴチャ考えずに、先頭を信じてついていこう」と、自分の気持ちに変化が。
ただ、やっぱり残り3kmの頃にはかなりしんどいものがあり、「もう無理かも」と思っていると、コーチから「この程度でいいやと思わないで! 本番意識してここが踏ん張りどころだよ!」「集団から離れるとあっという間にひとりになるから、前の人の背中見てなるべくつめて頑張って!」などと、自分の心の声が漏れているのでは・・・と驚くほどの絶妙な声掛けが。
そうは言っても残り1kmになると、前の人についていけず集団の最後尾になり、みるみるうちに前の人との距離もひらいてしまう始末・・・。
「これは前回と同じパターンでは・・・」と悪夢がよぎる中で、またコーチが「前の人の背中見て!」「みんなでゴールするよー!」と声掛けが。
「もう十分頑張ったからいい」などと、ペースを落としたい気持ちを振り払い、ちょっと背中は遠くなってしまったものの、全力をだしきり、なんとか集団でゴールすることができました!^^
そんなわけで、精神的にも体力的にも、今回も辛い体験となってしまいましたが、前回のように15kmくらいから足の感覚がなくなり、足が棒のようにガチガチになってしまう・・・という風にはならず最後まで走れたので、筋力の成長を確かに感じ、今日の走りも次の自信に繋がったような気がします。
そして今回走りきれたのは、これまでの練習とコーチの声掛け、そしてなんといっても集団のチカラが大きかったことを感じます。
走った後にコーチは「マラソンはひとりで走ってるのではなくチームスポーツだと思ってる。」などと言ってましたが、確かに、周りに配慮したり思い合ったり、信じたり、励まされたりと、今回のランニングの中でも、最初と最後ではチーム感が強くなるという変化があり、それによって自分自身も力を振り絞ることができたと感じています。
そういう意味では、声掛けや先頭のチェンジなど含め、チームで働く上でも、集団を意識できる工夫、活かせそうな智恵が沢山あったような気がします。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子