本日は、ある保育園の理念研修を見学させて頂きました。
日頃の保育のクラスごとに、今年度の保育を振り返るグループ発表を見せて頂く中で、どのグループもそれぞれらしさがあり、それでいて笑顔や楽しさ、協力など共通して見えてくるものがありました。
例えば、あるグループでは、バッチリと発表用の動画をつくってくれるはずの職員が病気になってしまい、残ったメンバーで協力して写真を見せながら、説明していたり、
みんなが参画しやすいように、保育シーンの写真をカルタにして、写真をとった人が皆に見せる形で、そのシーンの説明をそのクラスの方がしてみたり、
クラスの発表者の自己紹介を、日頃子どもとやっているように振付けなど交え、それを見ている人も一緒に振付を行っていたり、
発表内容の説明前に、法被を着て祭囃子を流しながら阿波踊りを踊ったり、演劇をしたり、コスプレをしたりと・・・と、その内容に合わせた工夫した紹介があったり、
ひとつのプロジェクト(泥団子)に対して、最初のきっかけからのストーリーをまとめた冊子を用意し配布していたり、
給食室での仕事の様子を、職員室の先生が動画にしてくれていたり・・・
あげればきりがないほど、チームワークが光る楽しい時間でした。
私自身、学びにおいてとても大事なことを教えて頂いたような気がしますので、先生たちのように日頃から感謝と共に協力を重ね、そんな安心した場の中で、受動的ではない参画しやすい学びの場を大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子