先日、室礼のお稽古にいきましたが、先生が改めて、年中行事についてお話をして下さいました。
年中行事は、精神を行う事であり、知る事や見る事と同時に「行う事」が大事だというお話で、「行い」とは言うまでもなく「良い行い」の事であり、
人間の行いで大事な「仁義礼智信」の五常の精神に反しない良い行いを、日頃の暮らしや年中行事の中で自ら行い、そのような良い品性の行いを自分の体におとしこむ事が大切です・・・というようなお話でした。
行事を行って、良い人間になること・・・とも仰ってましたが、
ある意味、行事は私たち人間が、良い行いをさせてもらえる場であり、人間力が磨かれる場でもあるように感じ、そう考えると、まさに行いを通して年中行事などを残し繋いでくださった先人の方々の想いや愛を感じるようでもあり、ありがたい気持ちになります。^^
改めて、行事の意味深さに触れ、私自身も子どもたちのためにそんな素敵な行事を少しでも繋いでいけたらとますます感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子