2013年の夏、偶然にも「室礼(しつらい)」と出逢い、お稽古に通いだしてから、気付けばもう6年半になりますが、
◆室礼
http://www.caguya.co.jp/crewblog/miyamae/p729
最初の「基礎科」を時間をかけて修了し、
◆「分かる」より「分からない」楽しさ
http://www.caguya.co.jp/farmblog/other/p3492
その後進んだ「専科」は順調に2年で修了し、
◆専科修了
http://www.caguya.co.jp/farmblog/shitsurai/p10037
更にその後も2年半程、専科のコースに通い続けていたのですが・・・色々なタイミングやご縁も重なり、今年から「研究科」に進むことを決めました。
室礼のお稽古が、まさかこんなに長く続くなんて、当初考えてもいませんでしたし、研究科に進むことなど当初望んでもいなかったので自分でも驚きですが、何度通っても何年通っても、毎回お稽古に行きたくなるのは、
毎月の年中行事や室礼を通して、改めて自然の偉大さや先人の謙虚さに触れ感動すると共に、
自分の未熟さを知るおかげで、自身の生きる姿勢を見直し磨く機会を頂けていることも大きな理由だと感じています。
先生からは「これまで学んだことを、しっかり研究していって下さいね。いろんな意味でこれからが本当のお稽古です。」とのお言葉もありましたが、
本来、お稽古は中国語で「稽」は考える、「古」は昔のことをあらわし、昔のことを考え調べて今どうしたらよいか知ることという意味もあるようですので、
これからまた2年、研究科でお稽古に励みながら、しっかりと行いを通して「今」へと活かしていけたらと思います。
かぐやかコーディネータ
宮前 奈々子