世界情勢も国内も、人類史上を揺るがすパンデミックに対する対策に追われています。
人類は紀元前から何度となくこのウィルスのパンデミックの被害にあってきています。
古くは8000万人の人口が50年かけて1000万人まで減る(天然痘)こともあるなど、
そのほかペストやエイズ、新型インフルエンザ、etc…
私たちはこの数あるウィルスたちに勝ったこと(完全に封じ込めた)があるのは、
天然痘しかありません。
そう思うと、今の自分たちを維持するためにウィルスに勝とうとすることよりも、
共存したり、悪化しないようになど、自分たち自身も変化して調和することを
考えていかなければならないのかもしれません。
それは、例えば働き方一つをとっても、なにが「自然」で何が「不自然」なのかを
考えていく必要があるのだと感じます。
今回は、社内で行っている初心会議を遠隔で行うことが出来ました。
場を変えてみると、今まで通りにいかないこと、
今まで以上にうまくいくことなどが見えてきます。
しかし、この「うまくいく」「いかない」という価値観は、
今までの「会社に集まって働く」という働き方の中で培われてきた価値観ですから、、、
結局その古い価値観のままでテレワークや遠隔での会議をしても、
出てくる感想は前のようにいかないところが「不満」で
前よりも良かったところが「良いところ」となります。
働き方を改革するというのは、「働く」ということに対する
既存の「価値観」を改革するということ。
今までの「時給」や「日給」、「出勤」「遅刻」「早退」といった価値観や、
「アルバイト」「正社員」といった価値観の中では行き詰まるところがあります。
働く場を変えたり、時間帯を変えたり、業務改善をすることが
働き方改革ではないのだということを学ぶと同時に、
遠隔で初心会議?!出来るの?!といった疑念や不安を乗り越え、
新たな体験を皆で積み上げることが出来たことは何より大切なことだったように思います。
ミマモリスト 眞田 海