先日、鉄腕DASHという番組で700日近くを掛けたカレー作りの

集大成の番組がありました。

お米から、器から、福神漬けから、一つ一つのスパイスまで、

何から何までを自分たちで一から作ってきた2年間を味わう回です。

それに併せて、

番組ではそのカレーのレシピを公開し続けてきました。

http://www.ntv.co.jp/dash/contents/curry/

その当日のカレーをTOKIOのメンバーだけでなく、

視聴者の方々も一緒にそれぞれの家庭でレシピの通りに作り、

その味わいを共に味わうという場を提供していました。

番組の中でも、メンバーが視聴者と一緒に味わうつもりで

会話しているのが伝わり、ただのテレビ番組というより

この閉塞感の中で、「喜びや幸せを共体験できる場」を作り出しているような

そんな狙いを感じました。

離れていても、一緒に居なくても、こんな風に感じられる場を

作ることが出来るのだなと、番組から教えてもらったように思います。

本人たちが楽しそうに嬉しそうに、幸せそうにしていることが

周りの皆の楽しさや嬉しさ、幸せにつながるような「場づくりのレシピ」が

きっとあるのだと、教えてもらっているように思います。

見守る保育もまた、材料だけをそろえればよいのではなく、

そこにはその材料たちを活かして見守る保育にしていく「場づくりのレシピ」がある。

そんなことを学んだ一日となりました。

ミマモリスト　眞田　海