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社内木鶏ー2020年6月ー

今月の社内木鶏では、以下の指揮者の小林 研一郎氏と映画監督の龍村 仁氏の対談から、自分の生き方や働き方を振り返り感想文を書かせていただきました。

 

 

◆我が情熱の火は消えることなし◆

https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2020/06_kobayashi_tatsumura/

 

 

「わが情熱の火は消えることなし」の龍村さんと小林さんの対談を読み、幼い頃からベートーヴェンに憧れを抱き、お二方とも親に反対されながらも自分の道を貫いてきたのだから、当然無我夢中で頑張って生きてきた、というような言葉が出てくるのかと思っていましたが、「導かれるようにして追い求めてきた」というようにご自身の人生を捉えていることに驚き、「無心」とはこういうことなのだと思い知らされました。

 

自分のことを思い返してみると、「頑張ったな~!」と思うことはありますが、それは答えやゴールに向かって何かを頑張った経験であり、どこか肩ひじを張って力んだことを頑張ったと感じているのかもしれません。

 

今も子育てや家事や仕事をする上でもゴールを探していて、そのゴールを迎えることが使命のように感じている自分に気付かされます。

 

ヌーの群れを見て「きっと無心なのだろうな、自分と何の違いもないな」と感動されたと小林さんは仰いますが、私の場合は、自分と真逆でいらぬ知恵や欲をもたず、ひたむきな動物や昆虫が羨ましいと思うことがよくあります。

 

80歳を迎えてもひたむきさを忘れず、ただひたすらに何かの背中を追い続けてきたお二方の言葉からは、変な言い方かもしれませんが動物のような自然さを感じ、傍から見たらこんなに「頑張っている」と思うような人生でも「命懸けではないんです。」と言えてしまう生き方がとても格好良く、まさに私が目指したいと感じる生き方なのだと思いました。

 

心躍るような体験がどれほどできているか。義務感にとらわれず無心で楽しめているか。

 

自分が動物に生まれなかったのには人間をやりきるという意味があるはずなので、今日からまた新しい人生を始めるような気持ちで心弾ませ生きていきたいと思います。

 

 

美化コーディネーター

眞田 由莉