保育業界ではまだ、セミナーをオンラインで行うという事は
現状では浸透していません。
もちろん、オフラインで直接会うことでしかできないことも多々ありますが、
オンラインで遠隔から参加することの意味も十分あることは、一般的な業界では十分に実証が進みました。
何かを生み出したり、共体験の中で絆を深めたりするような目的の場合はやはり、オフラインが有効的であることは様々な先端企業がテレワークと両立して、そういった目的のための「場」を作り始めています。
また、講義を聴いたり、授業としてのラーニングについては、むしろ遠隔の方が、自分のペースで聴けたり、集中できたり、何度も聞き返せたり、好きなタイミングでできたりと、メリットが大きいことも分かります。
物事を進める時には
おおきくは二つの目線があると思います。
一つは手漕ぎボートのように、進む時は過去の軌跡(通ってきた跡)を見ながら、
まっすぐかどうかを見ていく進め方。
もう一つは、カヌーのように前を向いて漕いでいく進め方。
時代がそう変わらぬ時は、前者でも良いかもしれません。
しかし、時代が変わっていく今は、今という時代の変化を前を向いてしっかりと
見続けなければいけません。
そんな経緯を踏まえて、今回のGT保育環境セミナーでは、業界では進んだ形でオンライン・オフラインを織り交ぜたセミナーを7月13/14日に行います。
既に合計で80名近くの参加者が既に集まっており、開催する側としては
緊張することも多々ありますが、大切なのは挑戦し、改善し続けて、
子どもたちにとっても、社会にとっても、この業界にとってもよいことを
鍛錬し続けること。
その気持ちを忘れずに、挑戦していきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海