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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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社内木鶏~2020 7月~

今月は到知の7月号の記事の中から、この方の記事を選びました。

 

 

(「社内木鶏」については下記をご覧ください)

 

https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei/

 

櫻井さんと青山さんの記事を読み、日本や中国、アメリカなど諸外国の力関係などのお話があったり、中国のアジアなのか、日本のアジアなのかといったお話があったりと、普段の私には視点の高いというか、大きい話に困惑しました。しかし、その中でも、学びになったのは、国は誰かのモノでもないですし、アジアも誰かのモノではないという事でした。青山さんの言葉の中に、良い国の根底に流れているものは、「利他の心、公の精神、責任感、そういう立派な国民性」だとおっしゃられていました。他の人にも、他の国にも、利他の心でいることを大切にすること。

日本と外国を分けずに、地球という公の精神で物事を見つめること。この星は自らの行動で変わっていくという責任感を持つこと。」それらを大切にしなさいという教えを頂いているように感じました。この考え方は、非常に自らを反省する機会となると同時に、大きな助けとなることを感じます。

先日、初心会議があり、WEB事業についてや、本社移転についての話が出ました。その時、私は自分と誰かを分けず、ウェブセンターとカグヤを分けず、出来る人できない人で分けずに、もっと公の目線で物事に参加しているだろうか?!と振り返ると、アイディアや意見、評論や賛同だけでは物事が変わらない理由が、その仕事に対する姿勢そのものにあることに気づきました。GTのセミナー事業や会員制度そのものの再構築についても、この数か月、何度となく、CT会議で打ち合わせをし、先生からも意見を貰いつつ、大きな違和感を感じたことが多々あります。自分が「カグヤ」と「GT」と「会員」の枠の中を超えない働き方であり、時にはカグヤばかりに偏っていたり、時にはGTにばかり偏っていたり、時には誰かに判断を任せていたりという姿に違和感を感じていた訳です。公の精神という言葉を今回教えて頂き、気づいたのは、その違和感とはその3者を超えたもっと広い視野の事だったのだという事です。日本の今、子どもたちの今、世界の今、もっと大きな声に耳を傾けて、自らを役立てていこうとする姿勢。その観点が、今自分自身が仕事をさせて頂く中で、大切にしていきたい観点なのだと思います。今までもやもや感じていたことが、今回の木鶏のお陰で言葉で表現をすることが出来ました。利他の心、公の精神、責任感。なんだか、「共生」と「貢献」の事のようにも見えてきて、見守る保育にもまた通じるようなそんな素敵な教えに出会ったように思います。

明日からの日々に、しっかりと活かして行きたいと思います。

 

ミマモリスト 眞田 海