学び

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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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新しい関係性

今月、ライトハウスで初めての初心会議があり、久しぶりにみんな顔を揃えました。

まずは土地神様へご挨拶。江戸の鎮守、神田明神でご祈祷していただき、オフィスの神棚も整いました。

 

会議冒頭、代表が今後のカグヤについて「働き方も全員フリーランスでもいい、これまでの仕事は全部なくなったと思っていい」「会社、物の引っ越しが終わったら次は意識の引っ越しです」と語った話はとても印象的で、カグヤがこれまでの業務や習慣に囚われることなく新しい世界を拓いていく未来に無限の可能性を感じました。

それは固定された場所から生まれる執着とも言うべき「習慣」や、こうでなければならないと言った「固定概念」から完全に開放され、お客様との間の「カグヤ」という会社と「顧客」という、サービスを提供する側とそのサービスを受ける側という見えない壁が一瞬で消え去ったような気持ちでした。

 

もちろん、これまでもクルー全員が自分事としてお客様に寄り添う気持ちできましたし、皆様とのご縁に何より感謝し、そのご恩に報いたいという想いで日々を過ごしてきました。

それは働き方がどうだろうと決して変わることはありません。

しかしコロナによって訪問することができなくなり、これまで園で行っていたサポートや研修がすべてリモートに変わりましたが、それは決してお客様から心が離れたのではなく、リモートによってクルー全員がいつでもお客様の顔を見ながら繋がれる、よりお客様に近づけるという最幸のシチュエーションになったということです。

特に社内勤務のクルーは、お電話や他のクルーの話で想像していただけだった先生方に実際に画面越しにお会いできるようになったお陰で、これまで以上により強い親近感を感じています。

 

コロナをきっかけに世の中の働き方が大きく変わりましたが、それはただ単に出社しなくていいように社内業務を外注にしたり作業を簡略化しただけで実際の中身は何も変わってはおらず、ほんとうの意味で変革した会社は少ない気がします。

自分も、これまでと変わらない意識のまま「家からお客様に対して自分は何ができるだろう」と考えるも何かが見えるはずもなく、どうしたらいいのかと悩むばかりでした。

しかし過去をすべてをなしに考えれば、新しいことがたくさん湧いてくる感覚がありました。

 

これまでの仕事から目指す未来を考えると、どうしても進むべき道が見えてきません。

もともと出勤するという大前提の元に構築されてきた仕事の在り方です。

その大前提が無くなるといういことは、いくらIT技術を駆使して働く場所だけを調整したところで、根幹から考え方を変えてしまわなければいずれ行き詰っていくのは当然です。

働く場が家になったということは、暮らしの中に働く場があるということです。

だとするならば日々の暮らしそのものを整える必要があると感じます。

自分の暮らしも今一度、ゼロベースで見直してみたいと思います。

 

ミッションパート

佐藤真樹