東日本大震災から10年。
弊社では毎年3月11日のこの日を「大切なことを忘れないDAY」として、起きたことを決して無駄にしないためにも、自分たちが次世代の子どもたちのためにどうあるべきかを確認し合う場を設けています。
ちょうどこの1年はコロナという危機に直面したこともあり、それも含め未曽有の危機に対して、自分たちは何が変わったかをビフォーアフターで出していき、その変化の際に何を大事にしてきたかを振り返り、そこから改めて行動指針を見直し確認し合っていきました。
◆行動指針
・実践! 日本の未来のためにひたすら信じてやるのがよい。
・できない言い訳をせず、どうやってやるかを考えすぐにやる!
・不安は悪くない。不安も受容。禍福一円。
・一斉から選択制の見守る働き方。それぞれの持ち味を!
・守ってもらうから守るへ。会社だけなく国も守る意識から。
・命も時間も有限だからこそ、一日一日を大事に。
・稼ぐことはお役に立つこと。周りに喜んでもらえる働きを。
また最後に社長から「防災鉄則の5箇条」に対して、今までは平和時に感覚が鈍らないように5箇条があったけど、今とこれからはずっと有事が続き、ある意味、戦国時代と同じようなものだからこそ、新しい防災鉄則が必要になるということで、そちらも確認し合いました。
◆新防災鉄則の5箇条
第1条 危機こそ変化するチャンス、挑戦し行動を恐れるな。
第2条 人間を信頼して心を開いて謙虚と感謝を忘れない。
第3条 守られるより守る存在になろうと努力する。
第4条 みんなと助け合いつながる結の一員となれ。
第5条 心を落ち着け冷静に俯瞰して巧遅拙速を心がけよ。
平時から有事に変わったことを受けいれ、そのままにせず、こうして変化に合わせて指針も見直し変えていくことは大事なことですね。
そしてこの場を通して、10年前の東日本大震災からも、そしてコロナ禍におけるこの1年からも、皆と一緒に流さず内省して学び、大変でも変化&実践してきたからこそ今があるのだと実感するものがありました。
全ての仕事の先に子どもがいることを忘れず、日本の未来のために実践を重ねつつも、自分たちのところでとどまらないようしっかりと発信や実践の場を広げ、また10年後も「信じて実践してきてよかったね」 と言えたら幸せだなぁと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子