前回の五輪仙人に続きまして・・・
◆第1回 仙人苦楽部
https://www.caguya.co.jp/manabi/43633.html
本日は守静坊にて、鏡磨き仙人の石谷ヒロム様をお迎えし「第2回 仙人苦楽部(せんにんくらぶ)」が行われました!
◆第2回 仙人苦楽部のお知らせ
https://www.tokutsumi.or.jp/event/965.html
実際に磨かれた鏡を見せていただくと、井戸をのぞきこむかのように、どこか吸い込まれそうで最初はちょっとこわくもあり、鏡が水鏡というか本当に水のように見えました。
また、石川様から鏡師になるまでのきっかけも含めた背景などもお聞かせいただきましたが、
師匠の宮司さんは手取り足取り教えるなんてことはせず、ヒントだけを言ってくれるような方だったそうで、合っていれば「そうだ」と、違っていれば怒られ・・・という修行時代に自分でつかみ取ったものは、今でも大きな財産になったといいます。
そして、他にも「経験していないから知らないものは、誰かが埋めるものではない。」というお話があったりして、教えは与えられるものではなく自分の中から気づくものだと改めて感じるものがありました。
大人子どもにかかわらず、自分で経験を重ね学び自分のモノにしていくこと、人と比べるものでもなく何年かかってもいいので自分でつかみ取ること、他人の経験を奪わないことの大切さを感じました。
そして私自身、これまで鏡についても水についても深く考えたこともなかったので、「?」なことも多かったのですが、これを機に、水や鏡に対して意識を向けて五感を通して丁寧に関わりお力を借りながら、整えること、調和することを深めてみたいと思っています。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子