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理念研修

社員研修

理念は知識で学ぶものではなく、体験から掴み取っていくものだと考えています。全国各地に見学へ行き、学ぶことも大切ですが、見学や体験から学んだことをカグヤの理念を深めていける実践にどうやって変えていけるのかということに力を注いでいます。

学び

同志との出逢い

昨日に続き、理念研修についてです。

 

◆世代を超えた助け合い
https://www.caguya.co.jp/manabi/45859.html

 

仁井田本家様を後にし、向かったのは「柏屋」様!

 

まずは敷地内の「萬寿(まんじゅう)神社」でお参りを。

 

◆萬寿神社
https://www.usukawa.co.jp/jinjya/

 

 

柏屋様は、私たちも取り上げて頂いた「理念型企業の企業理念集」の第1弾の企業でもあり、その出版社となる博進堂の清水義晴様のご紹介によって、今回の理念研修が実現しました。

 

 

170年の歴史がある柏屋様は、その時代その時代で大きな困難がありながらも、代々信用を守り、誠心誠意で挑戦と感謝を重ねて長年続いてこられたことを感じました。

 

◆柏屋誕生ものがたり
https://usukawa.co.jp/about_us/birth_story/

 

また、研修では五代目で現会長の本名善兵衛様から、若くして社長になった時に色々な意味で支えだったという佐藤浩様のお話をお聞きしました。

 

 

◆青い窓ことはじめ
https://www.aoimado.jp/kotohajime/

 

佐藤様は根木屋国民学校に代用教員として就職し、子どもたちに詩を書かせていたものの、当時の時代背景、価値観により非難され教員を辞めたそうですが、「子どもが自由に想いを描ける日がきっと来る」という願いは後に「青い窓」の創刊によって結実した・・・といいます。

 

◆こどもの夢の青い窓
https://www.usukawa.co.jp/aoimado/

 

自由に表現することが許されない時代に、子どもの無垢な感動に気付き、それを守ろうされた行いはとても尊いことだと思いますし、その想いを引き継いで、今もなお「青い窓」の取り組みを続けておられることもとても素晴らしいことだと感じました。

 

そして、当時に比べて表現の自由もある今は随分恵まれていることに改めて気付くと共に、それも佐藤様をはじめそういう子どもの声を聴いてくれた方々のおかげなのだと感じるものがあり、

 

私自身、もっと子どもの声を聴いてみたい、子どもも大人も自分らしさや表現の自由がもっともっと許される社会へと繋がる働きをしていきたい、次の世代によりよいバトンを繋いでいきたいと、胸が熱くなりました。

 

また、会長様が「『柏屋さんがこの町にいてくれてよかった』と言われるような会社でありたい。」とお話されていたように、「青い窓」を含め、そんな想いからのお饅頭屋さんの概念を超えた働きが、時代を超えて関わる人を幸せにしていっているのだと感じます。

 

今回、1泊2日の理念研修で、離れていても、業界が違っていても、時代を超えても「よりよい未来のために」と本気で願い働いている方々、同志とも思える存在に出逢えたことがとても嬉しく、本当にありがたい思いです。

 

このご縁、繋がりを大切にし、これからも日本の伝統文化を甦生しながら「暮らしフルネス」を追求し、子どもたちに希望を繋いでいける働き、場づくりをしていけたらと思います。

 

最後は「はい、チーズ」ならぬ「はい、まんじゅう」で集合写真!^^ 本当にありがとうございました。

 

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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