本日、国東市にある三浦梅園資料館に訪問しました。
三浦梅園さんは、今から300年前の人で本職はお医者さん。
豊後の国の出身で豊後の三賢人と言われた方です。
色々資料を見たり、話をお聞きしていると、私たちの会社で取り組んでいることと非常に共通しているところが多く、共感することばかりでした。
また、自分の感覚や目や耳、手など、普段特に深めもせずあたりまえのように思いがちなことに対して、なぜ目が見えるのか耳が聞こえるのか、なぜ手がこうなっているのだろうかなどと、その不思議から哲学や学問を深めていかれたそうです。
何かの本や誰かの知識に頼り鵜呑みにすることなく、自分自身で真実は何かと突き止めておられ「学問は掛け軸のように誰か人に見せるものではなく、毎日ご飯を食べるように取り組んでいくことと」説かれました。
よく考えてみたら、意識的に「勉強しようと勉強する」のと「お腹が空いたからご飯を食べよう」というのとどちらが自然かというと後者の方でしょう。不自然な学び方をやめて、本来自然な学び方はどういうことなのかというのを、三浦梅園さんの生き方から感じます。
私もこの毎日のブログを含め「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」ことを心がけていますが、毎日「お腹が空いたからご飯をおいしく食べよう」というような心持ちで、自然に豊かに学んでいきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子