「BA(場の道場)」で使っている炊飯器は、発芽酵素玄米が炊けるもので、保温しながら熟成していくため、日持ちもするし健康的でおいしくていいなぁと思っていたこともあり、
自分自身も発芽酵素玄米生活を始めようと、先日炊飯ジャーを購入しました!
1回目はおいしく炊けたのですが、2回目は分量を勘違いしていたため水が多く、だいぶやわらかいご飯に。。。
「けっこうあるけど、どうしたものか。お粥にするか?」などと思いつつ、何かよいレシピがないかネットで調べてみると、おやきやおじやなど色々ある中で、お好み焼き風のご飯があったので、そちらを試してみることに。
柔らかご飯に水溶き薄力粉、だし、天かすや卵、その他レシピには記載されていなかったキャベツや海苔、ネギなども追加し混ぜて、
フライパンで両面焼いたらできあがり。
どんなものができるのだろう、どんな味がするのだろう・・・と、実験的な料理にワクワクしつつ口に入れてみると、山芋たっぷりのお好み焼きのような、豆腐ハンバーグのような・・・外はこんがり中はふんわり食感に優しいお味でおいしくいただきました。
そして、今回料理をしながら、日頃の料理よりもとても楽しい気持ちになり、ご飯を炊くのを失敗しなかったら出会えなかった料理だと思うと、なおさらおもしろさを感じます。
そして、以前、沖縄でボランティアをしていた時に、まかない料理のご飯炊きを失敗したのですが、その時スタッフに「炊きのに失敗したらそのまま出すんじゃなくて、ライスコロッケにするとかドリアにするとか、おかゆにするとか、何か考えられなかったの?」と叱られ「確かに」と納得したことを思いだし、
◆「立志の時間6」
https://www.caguya.co.jp/crewblog/miyamae/p8462
翌日は沖縄料理のフーチバー入りボロボロジューシーを。沖縄の言葉で【ボロボロ=やわらかい様子】、【ジューシー=炊き込みご飯、混ぜご飯】なので、「ボロボロジューシー」と呼ばれており、庭の【フーチバー=よもぎ】を入れました。
失敗のおかげで、よりおいしいものや日頃つくらないものなどに出会えるというのは、それこそ一期一会を感じ、また一味違う幸せを感じるものですが、仕事においても、失敗の際にそのままにせずにチャレンジしていくおもしろさを大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子