昨日に続き、仙人苦楽部での気付きです。
◆第6回 仙人苦楽部1
https://www.caguya.co.jp/manabi/48613.html
今回は英彦山の「守静坊」と同じ谷にある「宗像神社」の参道のお手入れも参加者の方々と行いました。
まずは、現地確認ということで、「守静坊」から「宗像神社」までみんなで5分程歩いていきます。
こちらは長い間、木が倒れていたり土砂などが崩れたりしたまま放置されており、その荒れ果てた様子に皆で「廃墟ツアーみたい・・・」「これを2日間できれいにするのは無理でしょ。1年くらいかかるよね?!」など、皆で呆然としつつ宗像神社まで上っていきます。
そして宗像神社で祈祷をしつつ、県指定の天然記念樹の菩提樹の木の下で、「皆さんが喜んでお参りできるよう参道を甦生し、この菩提樹も守静坊の枝垂桜のように、たくさんの方々に見に来てもらえるようになったらいいね。」と気持ちをひとつに。
そして、みんなで木を伐採したり、
葉っぱや石、土を取り除いて、埋もれていた階段を甦らせたり、
外れていた階段の木材を引き上げ
杭で打ち直したり、
階段が必要なところには、新たに階段をつくったり。
初日は3時間程度でしたが、階段のほぼ7割くらいはきれいに甦った様子です。
そんなきれいになった階段を皆で下りながら、「ここに階段ができてる!」「最初と全然違うね」「すごいきれいになってる!」など、最初に上った時とは全然違う眺め&気持ちを味わいました。^^
更に2日目は、雨にもかかわらず男性陣が続きを進めて下さいました!
おかげさまで、1年かかるかと思われたお手入れも2日間でスムーズに歩けるほどの道へと甦りました!
今回は仙人苦楽部として、坐禅からスタートしたり、お昼ごはんに「食べる修行」を行ったりして心身が調ったおかげか、皆それぞれに主体的に取り組んでいるからか、チームワークの良さからか・・・驚くほどの進捗に「やっぱり人の働きってすごい」「結のチカラってすごい」と感動。
改めて、先人の智恵でもある「結」の偉大さ、豊かさを教えてもらった気がしています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子