連日キリギリスについて発信させて頂いてますが、今回のキリギリスとのご縁により「アリとキリギリス」の話を思い出しました。
もともとのイソップ寓話から改変されたものが色々とあるようですが、
「遊んでばかりいるキリギリスではなく、備える時にさぼらずしっかり準備をする働き者のアリを見習おう」というかんじで理解していた自分にとって、決してそういう教えだけではなかったのかも、と思うものがありました。
「今」を大切に生きていたキリギリス。「未来」のためにコツコツと努力を続けたアリ。
どちらからも大きな学びがある気がしています。
そしてもっと言えばこれも寓話ですから、実際のキリギリスやアリが特性を活かして命を生き切ることに、どちらが正しいとか優劣があるというわけではないことも同時に感じました。
自分が見たいように見たり、人間の知識や常識から捉えがちなところもある中で、刷り込みに注意しながら、自然を自然のままに見る眼差しを養っていくことも大事にしていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子