昨日は西山猛郎先生をお迎えし、守静坊にて「第9回 仙人苦楽部(せんにんくらぶ)」が行われました。
◆第9回仙人苦楽部のお知らせ
https://www.tokutsumi.or.jp/info/2052.html
相手と手のひらを押し合いバランスをとったり、相手に肩を押さえつけられる中で、自然に逆らわず相手の力を受け容れ下に流し、自らの姿勢を整え、自分を立たせていったりと・・・いくつかのワークを行い、結びの感覚を体感していきます。
相手と分離、競争している感覚から、相手を敬い、結び、統合する感覚に変わったことで生まれる、思っても見ない力、可能性の大きさを実感し、驚きと共におもしろすぎでした。^^
また、武道というとどこか戦ってるイメージがありましたが、むしろ戦わない世界、結び、和合の世界であることを感じ、実人生に活かせそうというか、活かしてこその武道なのだと学ばせていただき、とても興味深いものがありました。
そして、自分は何によって生かされているかを感じることだったり、天や大地との繋がりを感じることだったり、毎月行っている「室礼」との共通点も多く感じ、もともと持っている日本人の精神性を思い出させて頂くような感覚もありました。
そういう意味では、日本の伝統精神は失われつつあると言われる中でも、おかげさまでこうしてあらゆる方面や手段で確かに伝承されているものですから、自分自身、しっかりと思い出し実人生で活かし実践しながら、次の世代へと繋いでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子