先月に続き、今月も月に1度の藤堂さんとのzoom会を行いました。
ちょうど小指を骨折した話をしたところ、「ハインリッヒの法則」を教えてくださいました。
ご存知の方も多いかもしれませんが、こちらの法則についてご説明すると・・・
ハインリッヒは、傷害を伴った労働災害を調べる過程で、傷害は伴わないが類似した災害が多数あるということを発見し、(これを潜在的有償災害と呼んでいます)潜在的有傷災害の頻度に関するデータから、同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害のうち、300件は無傷で、29件は軽い傷害を伴い、1件は報告を要する重い傷害を伴っていることを5,000件以上について調べた研究により結論付けたそうです。
大事故は突然、何の前触れもなく起こるのではなく、そこに至るまでには、何らかの因果関係があるということで…
そういえば、足をぶつけた前日には、頭もぶつけてたことを思い出し、どこか注意力散漫なかんじだったり疲れも溜まっていたりと思いあたるふしも色々あるものですが、
ヒヤリハットを「セーフ」「何事もなくてよかった」などと終わらせず、むしろ大事なメッセージと捉え、見過ごしがちなこれらの兆候をスルーしないでしっかり意識していくことを大切に、
そして、仕事においても暮らしにおいても、できるかぎり丁寧にしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子