一人で仕事をするのではなく、みんなで仕事をする。
これはとても楽しいものです。
しかし、今日あるクルーの気づきからあったのが、
「皆で仕事をすることは楽しいけれども、
そこに甘えが生まれてしまうこともある」
という言葉でした。
自分を振り返ってもそうだなと思うことがあります。
一人でやる仕事量を皆で分担して分けてやったところで、
作業量は確かに減るし、一緒にやっているので楽しいですよね。
しかし、改めて感じるのはそれは本当に「みんな」でやることの意味やメリットを
活かしていないんじゃないかということです。
サッカーでも、一人で試合をするよりも、人数が増えた方が楽しいですが、
たとえ11人集まっても、子どものころのように
皆で同じように一つのボールを追って群がっていては
チームや仲間の良さを発揮することはできません。
お互いの長所、個性、好みを踏まえて、
フォワードやディフェンスなどのフォーメーションを組むからこそ
一人では味わうことのできない、チームとしての豊かさを
味わえるのだと感じます。
仕事も同じく、ただ一つの仕事を皆で分担したりするのではなく
試合全体、仕事全体を皆でどのようにフォーメーションを組んでいけば、
一人でやるよりもより良い仕事になっていくのか。
そこを追求し楽しみ、味わっていくことが大事なのだと
改めて感じる機会となりました。
お客様に伺う際にも、事前にカンファレンスを行い、
その時に誰と誰が行くことが一番のフォーメーションなのか。
それを最近は考えるようになってきましたが、
社内の仕事一つも同じことなのだからこそ、
大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海