自分らしさとは何だろうかと考えたとき、
自分がやりたいことをやっていれば自分らしさが出てくるのだろうかと思うと、
実際にはそうではなく、ただただ自分の欲のままに動いている時や、
「自分らしさ」という言葉を盾や言い訳にして動いている時があることに気づきます。
先日のセミナー帰りの電車での、
社長との会話の中での一言が心にずっと残っています。
「その行動は周りの為になるか。みんなを幸せにするか。」
この言葉を聴いたとき、「自分らしさ」とは
そもそも自分で決めることではないのだと以前教えて頂いたことを思い出しました。
「使命」も同じです。そもそも、自分一人しかいなければ、
「使命」も「自分らしさ」も必要ありません。
皆と一緒に暮らす、生きる、協力するからこそ、
「自分らしさ」や「使命」が見えてくるのだと教えて頂いたことが、
この時になって、ようやく心に溶けていくのを感じました。
「使命や自分らしさとはお蔭様の産物なのだ」と気づきました。
そう考えると、自分らしく動いている時と言うのは、
周りの事が見えていて、周りの状況に併せて自分を最大限にお役に立てていく
そんな動きをしている時なのだと感じます。
自分一人でやろうとしていたり、自分の我で動いている時は、
自分の囚われには中々気づけないものですが、
だからこそ、
「その行動は周りの為になるか。みんなを幸せにするか。」
と日々自分に問いかけていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海