職場があって、そこに働く人々がいて、
それぞれに精いっぱいに働いていても、
そこで同じ目的を持てる環境があるか、
それがないか。
それだけで、その場の育つ力も、豊かさもちがうのだという事。
そして、カグヤはそれがあることがすごいのだと、
今日、友人が伝えてくれました。
友人は、毎日会社の4つのブログを読んでくれているのですが、
私の普段の会話だけでなく、全員が同じ想いでいることが
日々読んでいると伝わってくるのだと教えてくれました。
そもそも、あなたは何故働くのか。
何のために働くのか。
そして、なぜこの会社なのか。
その働く原点・初心は皆それぞれに自分の心に持っています。
それを社員一人ひとりが握り合うことが
普通の中小企業では中々出来ていないと友人は言います。
だから、気が付くと「お金を稼ぐこと」が働くことの目的に。
そして、企業の目的も「より多くの利益を出す事」が目的に。
それでは、永くは続かないし、健全ではないのだと友人は言います。
働く目的がバラバラだと、一緒に目指すことが難しく、
一つのチームにならないし、いろんな問題が出てくるのだと言います。
「理念を実現すること」が目的で、「お金を稼ぐこと」は目的の為の目標です。
目的の為に必達のもののはずです。
人間の身体で言えば、「食事をすること」は目的ではなく、必達目標です。
「目的」と「目標」が入れ替わってしまえば、
当然病気になり、長続きはしなくなってしまいます。
そんなシンプルな事なのにそれが難しく
そして、その対処療法がトップダウンで
指示命令することなのだと学びました。
働くことの初心や理念は、なにも入社する前に確認しなければ
ならないものではないように思います。
現に私は入社時は自分の初心にも、会社の理念も
自覚していませんでした。><
大切なのは目的を語り合ったり深め合ったりする機会そのものであり、
そしてその積み重ねのプロセスの中でご縁で結ばれる仲間たちであり、
目的を共有した仲間たちとの実践、挑戦しあえる時間であるように感じます。
そんな環境を今いただけていることを
改めて友人の教えのお蔭で感じることが出来ました。
この環境を自分自身が大切にし、そこにある豊かさを
ちゃんと過ぎ去らせずに味わっていく中で、
子ども達に残せる生き様を身に着けていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海