日々過ごす中で後味の悪い瞬間があります。
その中の一つに、人と対話する姿勢があります。
言葉もやり取りも見た目は丁寧でいても、
「相手に聴く理由」が「自分の思い通り」にいかせる為であったり、
「自分の正しさを証明したい」為だったり。
すると、聴いているようで聴いていないことを実感します。
今日もお客様とのやり取りの中でも、
そして仲間の相談事にも、
耳を傾けているようでいて、
「こうやって行くと善いのではないか」と事前に考えていたことがあり、
「自分の思い通り」に聴いていたり、
仲間の相談事にも、寄り添って聴いていたはずが、
「自分の正しさを証明」するかのように
聴いている瞬間がありました。
その瞬間に自分の中に鈍痛のような
違和感が広まっていきます。
振り返るほどに申し訳なく、
後味の悪い瞬間です。
心を寄せる理由が
「自分が心を寄せる人でありたいから」と願っていても、
ただ自分の思い通りにしたいだけのようになってしまっては
本末が転倒してしまいます。
この本末が間違わないようにすることが
何よりも大切なのだと改めて痛感します。
家庭も仕事も、自分の時間の使い方も体調も。
全体が上手くいく時はいつも本末がしっかりとしています。
本末に気づくチャンスとして、今日のこの痛みも
大切に受け止めたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海