今日の一円対話の振り返りで
参加したクルーからこんな声が出ました。
「一円対話でみんなの話を聴いていると、
普段の報告よりもずっと園さんのことや状況が分かる」
その言葉を聴いて私自身も同じだと感じ、、、
何故なのだろうと振り返ってみると、
まずはやはり、「聴く」場が整っているという事を感じます。
始まる前から、事前チェックシートで心を整え、
自分自身の参加目的を明確にし、
そして、皆でこの一円対話の目的を毎回確認する。
丁寧な場づくりが始まり、
席替えではお互いの事を語り合い、対話の中で
それぞれの個性を認めていき、、、
お互いの長所を見つけ合い、絆が強まり、
自由テーマではそれぞれが本音を語り、オープンになり、
最後に理念実践からの振り返りを共有する。
こんなにも丁寧な場づくりがあるからこそ、
「聴き入ってしまう」のだと感じます。
場づくり無しに情報共有をしても
それぞれの心が整ていなければ「聴く」ことは出来ないのだと
改めて感じます。
この手間暇をかけて「聴く」という本質を
掴む訓練を積んでいく事で、
様々な場所で「聴く」ことが出来るようになるのだと感じます。
子どもの声を聴く。
仲間の声を聴く。
自分の声を聴く。
天の声を聴く。
どれも簡単な事ではありません。
だからこそ、「聴く」力を磨いていくのだと思います。
ミマモリスト
眞田 海