今日はGTサミットがありました。
全国の園長先生方が集まるこの日、
懇親会ではたくさんの園長先生から
お話をお聴きすることができました。
「学んだことは自分の園で実践し、
振り返り、できるようになるまで続けること。
これが修行だと思っています。」
「学んでばかりで分かった気になったり、良い気分になっていても
自分の園の現状は変わりません。
だから学んでばかりいないで早く修行をした方がいいそう思います。」
このお話をお聴きした時、自分自身のことを省みる機会となりました。
カグヤにいると、たくさんのことを学べます。
また、GTの皆さんと一緒にいさせていただくと、たくさんのことを学べます。
しかし、果たして自分は学んだり知ったり、
教えてもらっていい気になっていないだろうか。
修行をしているだろうか。
自分の人生で、自分の仕事で、
その本質を自分自身で磨いて実践しているだろうか。
現場に出て、必死にお役に立とうともがいているだろうか。
社内で答えばかりを探していないだろうか。
とても胸に響く学びを頂きました。
また、ある先生からは
「祖母も母も、この江戸時代から続く園舎を継いできてくれました。
だからこそ、私もこの園舎を次の代に継いで行く覚悟を決めました。」
そんなお言葉をお聞きしました。
手間暇や便利さを考えるととてもではないけれども、
考えられないことですが、そこには理念や歴史、そして
二度と作ることができないものがあります。
何を子どもたちに残していきたいのか。
それを考えたとき、先生が大切にしようとしているものが
建物だけではないことを実感しました。
私たちも聴福庵を再生していますが、
再生を通じて「暮らし」を大切にしていくことを
忘れず、聴福庵で学んだことを実生活で修行していくこと。
実践あるのみですが、頂いたお言葉を噛みしめていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海