昨日は「左官」、3代目の小林さんに教えていただき、
漆喰塗をさせて頂きました。
左官業というのは、昔も今も左官をする道具は変わらず、
手作業で厚さを均一にしていきながら行うため、
機械化ができないとおっしゃいます。
始めてやってみると、厚さを整えるどころか、
塗るということですらできません。
とても難しいものです。
左官はまず、5年間弟子入りし、
その後一年、お礼奉公をし、
その後に一人前として現場に出ることができるそうです。
しかし、現場に出てからが修行の始まりで、
土壁や様々な塗りを修行するには、
まずは一人前になってからではないと、修行すらできないそうです。
守破離という言葉がありますが、
まずは型を徹底的に学び、守り、
そして一人前になってからが本業であり、
それまでに出来上がったつもりになっている自分の刷り込みや
凝り固まった価値観を破り、価値観から離れ、とらわれず、
機会を活かせるような自分になっていくということは、
自分のことばかり考えているようでは機会は活かせないということ。
頂いた学びから自分自身を振り返り、
行動を変えていけたらと思います。
ミマモリスト
眞田 海