ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/09/11

「繋がり」

ミマモリングソフトウェアのバージョンアップに向けて、
現場の先生方にお話をお聴かせ頂きにお伺いさせていただきました。

保育を保護者に伝えるということも、
保育を職員同士で共有するということも、
実際には写真はカメラや携帯では取るものの、
そこから先には活かすことができない現実や、、

子どもたちが主体的に活動している瞬間や、
自分らしさを発揮している瞬間を中々保護者に伝えることができず、
「見守っているだけじゃなくって、色々と子どもたちに教えてほしい」
「目玉がない」など、保護者に伝わらないことで
出てくる様々な困りごとが各地域の現場ではあるようです。

日頃忙しい中で「何」を形にしていけばいいのか。
どうやって形にしていけばいいのか。
どういう「プロセス」で保護者に共有するのか。
その時間をどうやって確保すればいいのか。
職員の負担にならないようにするにはどうしたらいいのか。

色々と情報共有や伝えるということには「課題」が付きまといます。

しかし、どうしたら「形」にできるだろうか。
どうしたら「簡略化」できるだろうかと考えてしまいがちですが、

実際には、
「形」にすることが目的ではありません。
「伝えること」が目的ではありません。

形にして、配信して、伝わって、
つながっていく心地よさを体験することが「目的」なのだと感じます。

弊社の竹取新聞も、記事を書くことや配ることが目的ではありません。

離れていても、竹取新聞で繋がりを感じられる体験がうれしくて、
大切な瞬間で、それをもっと増やしたくて行っているように感じます。

なので配信の形や形式もいくらでも変えてしまっていいわけですね。

形にすることや記事を書くことばかりに拘らず、
どうしたら繋がりを味わえるのか。

もっと自分自身を変革させていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海