今日、お伺いさせて頂いたお客様のところでは
聴福人さんたちも初代、2代目、3代目とある中で、
今はそれぞれの代が、自分らしく個性を発揮していて、
それが周りへのオープンさや協力、
主体性を引き出している様子が見られました。
しかし、同時にこれから4代目、5代目となっていく中で、
園長先生方が懸念しているのは、
昔のように先代の人たちのいうことに従わなきゃならないような文化ができないように。
先代の人が言うことを守っていればいいという文化にならないように。
先代が偉いという文化にならないようにということでした。
その代の人たちが、その代の人たちらしく
仲間のために場づくりをしたり、
心を使っていけるためにも
先代の聴福人さんたちはリーダーとしてではなく、
フォロワーとしての心構えを大切にしていけるようになっていってほしい。
そんな願いを強固な文化にしていく為にも、
やはり、聴福人というのは重要な役割であると感じます。
先日のリーダー研修でも、
ベテランになればなるほど、
「善き聴き役」になっていく必要性について
お話がありましたが、
この「聴く力」を養っていけるのが「聴福人」という体験のように感じます。
聴福人が増えていくということはフォロワーが沢山増えていくということ。
自分の力を振り回すのではなく、周りの力を引き出せる人々が
どんなチームを作っていくのか。
私たちも一緒になって実践し、その文化を子どもたちへと
繋いでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海