先日、ある園さんの昔の園便りを読ませて頂く中で、
コップに入った水のお話がありました。
それは、
「コップに水が半分あるとして、それを半分しかないと見る人。
そして、半分もあってうれしいと見る人。
さらに、半分も残してくださって有り難いと受け取る人。
大きく言うと三つぐらいの見方がある。
本当は「コップに水が半分ある」というだけのことですが、
「否定的にとらえる人」「肯定的にとらえる人」「感謝でとらえる人」
それを人生に当てはめるととても大きな差となってくる」
というお話でした。
このお話をお聞きした時に思うことがあります。
それは、
「子ども達の発達を見るまなざしも同じなのではないか。」
という事です。
「まだこれだけしか出来ていない。」(不足)
「こんなに出来ている。」(嬉しい)
「発達してくれて有難い。」(有難い)
その子の今の発達を不足とみるか、嬉しいとみるか。
発達そのものを有難いと感謝で受け取るか。
感謝のまなざしで子ども達を見ることが出来る自分自身になれるよう
まなざしを磨いていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海