園さまへお邪魔させて頂くと、
「環境づくり」に対する悩みをお聞きしました。
「子ども達が楽しそうだから、興味を持っていそうだから、、と
いうことでゾーンやコーナーに色々と環境を用意するものの、
遊ばなかったら「興味がなかった」遊んだら「興味があった」と
振り返り、楽しそうだったかどうかと振り返る。
果たしてこれでいいのでしょうか。」
と仰います。
同様に保育計画についても同じお言葉をお聞きします。
「興味にあわせて計画し、振り返りは「興味があったかなかったか」
それでよいのでしょうか」
と仰います。
そして続けて、
「環境設定と発達を関連付けていかなくてはいけない」
と仰いました。
「発達課題に合わせた環境を用意する」ということと、
「その子の興味関心に合わせた環境を用意する」ということ。
興味関心の背景にあるその子の発達を理解していく事が
大切だからこそ、そこを園として共有して取り組んでいきたいと
園長先生は仰いました。
その子の背景まで理解しようとするその寄り添いが、
子ども達にとっての安心や勇気、信頼につながるのだと
先生のお話をお聞きして感じました。
大人同士も同じなのかもしれません。
日々の行動や会話で知ったその人の興味関心の
背景にあることを理解していく事こそが、
寄り添い、絆を深めていく事につながるように思います。
目で見るものだけで判断せずに、
心を発動させていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海