ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/07/19

「終わりとはじまり」

物事が終わりを迎える時、新たなものが始まります。

しかし、その始まりを善いものにしていく為には、

まず、その終わる物事をしっかりと振り返り、

 

「初心は何だったか、どんなお蔭様があったか」

 

と、有難い日々を思い出し、同時に

 

「慢心して歩みを止めようとしていないか、

一緒にではなく一人でやろうとしていないか」

 

と、その有難いご縁と日々を自分で止めようとしていないかと

内省することが大事なのだと感じます。

 

そうやって一つの物事の終わりという機会を

振り返りとして有難く頂戴し、豊かさを噛みしめ、

傲慢さを振り払い、心が感謝に満たされた時、

次に進む道が拓けるように思います。

 

丁度先日、入社10年となりましたが、

それも、10年が終わったという機会でした。

 

その10年を振り返る機会を頂き、

味わえたからこそ、また新たな道が拓けたと感じました。

 

まだまだ、慢心がちらつきますし、一人でやろうとする心もちらつきます。

よくよく考えてみたら、自分はまだ10年歩ませて頂いただけなんです。

 

これから先も、傲慢にならず、時々に初心を思い出し、振り返り、美化し、

その先にある道が分からなくならないように

自分自身の心が曇らないように歩んでいきたいと思います。

 

ミマモリスト

眞田 海