本日お伺いさせて頂いたお客様の保育室で、
素敵な実践を見せて頂きました。
乳児さんのお部屋で見せて頂いたものなのですが、
普通は乳児室には置かれないもの達です。
乾電池・ビー玉・ボールペンやクリップなど
飲み込んだら危険なもの達です。
それらを丈夫なビニールのファイルで閉じてしまい、
誤飲の無いような環境を作ることで、乳児さんたちでも、
摘まんだり引っ張ったり、形を観察したりと
遊ぶことが出来るようになっていました。
園長先生にお話をお伺いすると、
「無理と思われることも環境や工夫次第では無理でなくなるんです。
どうしたら子ども達にとって良い環境になるかを考えることが大事だと思っています」
と教えて頂きました。
小さいうちにビー玉や乾電池などに触れておくことで、
以上児になった時の遊びにも自然に繋がっていくからこそ、
発達の連続性を保障したかったんですと仰る先生からは、
軸足をいつも子ども達のよりよい発達に置き、
自分達の創意工夫で環境を変えていく大切さを学ばせて頂きました。
日々を過ごしていると、「とはいえ」と言う言葉が
出てきてしまいそうになりますが、そんな時こそ正念場。
信念が試される時と思い、
ワクワクと受け取っていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海