秋になると不思議ですが、
朝練をしていて身体がすーっと軽く感じます。
こんなに自分の身体って動くんだっけ?!という位に
身体が一番軽く感じられるのはいつも秋。
スポーツの秋とは言いますが、何か関係があるのかもしれません。
最近は朝練の走り方を「ナンバ走り」という走り方を取り入れて
走り方を改革しています。
それは、江戸時代の飛脚の人々や能やお相撲さんの走り方、歩き方だそうです。
大げさに言えば右手と右足が一緒に出るような走り方と呼べますが、
体幹をねじらず、腰を入れて走っていきます。
まだまだ慣れずに変な疲れは出ますが、
感じるのは体の歪みの少なさです。
それは、同時に34年間の自分の走り方の歪みに気付く体験でもありました。
今まで走り方など気に掛けたこともなく、意識もした事はありませんでしたが、
自分の走り方を見てみると、随分と足も腰も腕も方も無駄な動きや力が
入っていることに気づきました。
そう思うと、「歩く」と言う事も同じかもしれません。
人生の歩み方も、実際に道を歩く歩き方も
自分自身が無意識のうちに作り出した癖や習慣がこびりついているのだと感じます。
お手本としたい理想の生き方、歩み方をする方をベンチマークするのと同じように、
理想を見つけ、意識していく事で、自分の歩み方が見えてくるのだと感じます。
まだまだ、学び始めたばかりですが、
引き続き学んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海