島根での理念研修では
人生で初めて注連縄(しめなわ)を作らせて頂きました。
島根の方々から作り方を教えて頂き、
手とり足とりとお世話を頂きましたが、
実際に結っていく作業はとても握力が必要で、
一つ作るのに手がこわばってしまうほどでした。
神様を迎えいれる為の準備としてのこの注連縄ですが、
明日のクリスマス以降に玄関等に飾りはじめ、
1月7日の七草粥、もしくは15日の小正月のあとに
外すと善いとされていることも、今回学びました。
今まで本当に形だけで行っていた正月飾りですが、
注連縄などは慌てて31日に出すこともあり、、、
それが一夜飾りと言われ、失礼に当たることも
全く知りませんでした。
こうやって作る体験をさせて頂くと、
興味も、扱う自分自身の姿勢も
どんどん変わっていく事を体験してみると、
暮らしと言うものは自分自身で手間暇かけて
実践していく中で磨かれていくものなのだと実感しました。
楽をしようとして買ってばかりいると、
暮らしの密度と強度がなくなっていくのだと実感しました。
子ども達の為にも、これからの時代の為にも、
豊かな暮らしの中で生きるということを目指し、
改めて暮らしを見直していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海