ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/12/25

「暮らし」

島根での理念研修を終えて、
東京へ戻るとクリスマスと言う事もあり、
日々がバタバタと過ぎ去っていきます。

我が家も今夜は保育園でのクリスマス会の話を聴いたり、
クリスマス会で貰った、
「あずま袋とあずま袋の作り方のしおり」を見ながら、
昔の日本人の智慧や文化の美しさを感じていました。

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あずま袋について、保育園のしおりには

「あづま袋とは、元々は、風呂敷を縫い合わせて袋状にするものです。
 古来より包む文化のあった日本に西洋の文化が浸透し、
 包み物から袋物の過渡期に作られたものと考えられます。」

と書かれています。

包む文化から袋の文化への過渡期のものとありますが、
風呂敷の柄や生地感もそうですが、
結び方によってその時々に使い分けることが出来、
本当に素晴らしい袋だと感じました。

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お弁当箱を包んだり、着替えを入れて運んだり、
着物に併せたバッグにしたりと色々と使えます。

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そして今日は、島根での研修で使ってみて
とっても良かった湯たんぽを包んでみました。

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他のクルーもすでに湯たんぽを生活に
取り入れているという事もあり、
なんだか離れていても、話さなくても、
つながっているこの感覚は嬉しい感覚です。

あづま袋に包んで子ども達の布団へ入れておくと
子ども達はとても喜んで眠りにつきました。

今は私のお腹の上に置いてありますが、
暖房をつけずとも自然な暖かさが続き、
乾燥もせず、持ち運びも出来、朝までずっと暖かく、、
と兎に角、使ってみると善いことばかりです。

しっかりと厚手の布に包んだり、
飛び出してこないようにしたりと、
使い方には注意が必要ですが、
本当に暮らしを豊かにしてくれます。

暮らしとは何なのかと考え初め、
答えも出る訳でもなく、分かった訳でもありませんが、
今の時点で感じることは

家族が、ご先祖様が、未来の子ども達が、
喜んでくれる生き方が、暮らしなのではないかと
感じ始めています。

また来年に向けて、暮らしを深めていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海