お客様のところへお伺いさせて頂くと、
良くお聞きするお悩みの一つに「行事」があります。
保育環境を整えたり、異年齢にしたりと言う事を
進めて行くと、形がどんどんと整ってきますが、、
現場の先生からは、
「選択制や異年齢に変えたけれども、行事はどうしたらいいのか分からない!」
と悩みの声が出てくるそうです。
発表会も、子ども達に何をやりたいかを選んでもらうものの、
選ぶことは出来ても、そのあとに練習をしなければならず、
当日までには間に合わなかったり、当日は大変な有様であったり、、、と
お悩みをお聞きします。
それを振り返ると、
「やっぱり、行事に向けて保育を行うから、無理があるのだと思う。
普段の保育の延長線上に行事がくるようにしたいんだけれども、、、
その智慧が分からない‼‼行事を見学しに行っても、そこまでの普段の保育での
運び方の方を見て行かないといけないのだと思う。」
と仰います。
普段の保育が行事に現れ、
そして、行事から普段の保育を振り返る機会になるのだと教えて頂きました。
カグヤでも同じことなのだと実感します。
普段の仲間やお客様への理念実践が、
行事ごとや試されごとに自然と出てくるからこそ、
日々の理念実践を大切にしていく事。
いつも繋がりの中で働くことの大切さを教えて頂きました。
普段からも、行事ごとからも、日々の実践を振り返り、
改善を続けていく文化を大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海