保育園の先生方から頂いた、
卒園のメッセージやアルバムを見ています。
写真一つ一つ、メッセージ一つ一つ、
どれをとっても、想いが込み上げてきて、
有難さ、感謝の気持ちが湧き出てきます。
妻が体調を崩した一か月以外は、
送り迎えもほとんどしなかった私ですら、
感じるのですから、
毎日、送り迎えをし、子ども達と触れ合い、
帰りには辛抱強く子どもが帰るのを待ち続けた
お父さんお母さんたちは、どう感じるのでしょうか。
どんな時も、子ども達を信じ、長所を見つけ、
その子らしさを認め、ずっとずっと、見守ってくださっていることが
アルバムから伝わってきます。
それは、「育てよう・教えよう・分からせよう」とすることではなく、
「いつまでも寄り添おう」と決めた人達だからだと思います。
それを感じられるのは、日々の声掛けであり、眼差しであり、
行事であり、園便りであり、その園の理念です。
先生たちが、いつも会うたびに声をかけて下さり、
「何を教えたか、育てたか、分からせたか」
ではなく、
「寄り添っていて気づいたすごいこと」
や
「寄り添っている中で感じたその子らしさ」
を話してくださいました。
そしていつも、「大丈夫ですよ」と添えてくれたのは、
「いつも寄り添っているので大丈夫ですよ」
と言う意味だったのだと今は感じます。
「寄り添わないと分からないこと」
それは、調べたって、人に聞いたって、
ちょっとやってみたって、分からないことなのかもしれません。
本当に「いつまでも寄り添ってみないと分からないこと」なのだと思います。
そんな先生方の凄みを感じさせて頂いている今、
私自身もやはり、その覚悟と生き方を真似ていきたいと思います。