ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/05/26

「協働」

高校生の実践する一円対話を今日、ビデオで観る機会がありました。

自分の話をするたびに、
話を聴いてもらえるたびに、
自分の事を誉めてもらうたびに

あふれ出る笑顔からは、

「人はみんな、仲良くなりたい。」

それを諦めずに信じている純粋さを感じました。

大人は、働く際に「仲の良さ」を
表面上では取り繕うことは出来ますが、
心の中では既に諦めていたり、
誰か任せにしていたり、
そもそも本当に仲良くなることを
すでに求めていなかったりすることもあるのだと思います。

しかし、高校生を見ていると、ただ勉強の為、自分の夢の為だけに
今を生きているようには思えなかったのです。

それは、「協働」を信じているという事。
自分一人では人生は楽しめないという事を信じているという事。

学力は一人で身に着けたり、勉強で身に着けることは出来ますが、
「競争ではなく協力する人間」や「仲間と一緒になって楽しめる人間」
「仲間の事を助けられる人間」に成る為には、
一人でも勉強でも身に着けることは出来ません。

学校生活で身に着けるべきはどちらなのでしょうか。

どちらも大切だと思いますが、
だからこそ、どちらかに偏ることの無い環境が必要なのだと感じます。

それは、大人の社会でも同じかもしれません。

仕事も一人で身につけられるものとそうでないものがあります。
一人でたどり着けるものとそうでないところがあります。

子どもたちから学び、一緒に働く喜びを
味わっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海