今日、お客様とメールのやり取りをさせて頂く中で、
ソフトのヒントコメントを使った活用事例を教えて頂きました。
一斉保育から見守る保育に切り替えようとしていると、
現場の先生方の中には「今までを否定されているように感じる」
ことが多々ありますが、
職員には、否定ではなく安心して働いてもらいたいという想いから、
ヒントコメント作りを始めたそうです。
職員のやっている保育を見て、一緒に聴いて、
「この活動はこの発達段階の為のものなんだね」
「じゃぁ、次はこの段階の環境が必要なんだね」
と言う事を整理していっているそうです。
すると、園長も職員もお互いに勉強になり、
そしてお互いの考えていることが分かり、
年齢別から発達段階で保育をするという事が
自然と伝わりやすくなったようです。
まだ三分の一程度ですと仰いますが、
すでに5領域の三分の一の発達について、
保育実践との写真とその考え方などを
作り上げているようです。
その写真を撮っていると、こんなことを感じるようです。
子どもがどんな気持ちかを感じ
保育士がどんな環境を用意するのかを感じ
そしてどんな反応を子どもがするのかを感じ
自分自身の勉強にとてもなるんですよと
園長先生は仰います。
そんな風に園長先生も現場の先生と一緒になって学び、
苦労し、園を作り上げていく事。
そんな園だからこそ、
園全体が素敵な信頼関係に包まれるのだと感じます。
先生のように、仲間にも、子どもにも、
自分事のように興味を持ち、
信じ、関わっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海