ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/09/09

「一緒に」

今日、お客様とメールのやり取りをさせて頂く中で、

ソフトのヒントコメントを使った活用事例を教えて頂きました。

一斉保育から見守る保育に切り替えようとしていると、
現場の先生方の中には「今までを否定されているように感じる」
ことが多々ありますが、

職員には、否定ではなく安心して働いてもらいたいという想いから、
ヒントコメント作りを始めたそうです。

職員のやっている保育を見て、一緒に聴いて、

「この活動はこの発達段階の為のものなんだね」
「じゃぁ、次はこの段階の環境が必要なんだね」

と言う事を整理していっているそうです。

すると、園長も職員もお互いに勉強になり、
そしてお互いの考えていることが分かり、
年齢別から発達段階で保育をするという事が
自然と伝わりやすくなったようです。

まだ三分の一程度ですと仰いますが、
すでに5領域の三分の一の発達について、
保育実践との写真とその考え方などを
作り上げているようです。

その写真を撮っていると、こんなことを感じるようです。

子どもがどんな気持ちかを感じ
保育士がどんな環境を用意するのかを感じ
そしてどんな反応を子どもがするのかを感じ
自分自身の勉強にとてもなるんですよと

園長先生は仰います。

そんな風に園長先生も現場の先生と一緒になって学び、
苦労し、園を作り上げていく事。

そんな園だからこそ、
園全体が素敵な信頼関係に包まれるのだと感じます。

先生のように、仲間にも、子どもにも、
自分事のように興味を持ち、
信じ、関わっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海